2012年04月27日
クマガイソウ

クマガイソウとアツモリソウ
この2つの花の名は平家物語の敦盛の最期の話に ちなんで
いるそうです。
NHKの大河ドラマと教室の花は何の縁もありませんが・・・

でもタイムリーなお話です。
調べたり聞いたお話をほんの少し(-_-;)
神戸の一の谷の合戦で敗れた平家を追って
熊谷直実(くまがいなおざね)は、
自分の息子と同じ年ごろの敦盛の首を討ち取らざるを得なかった。
その後、熊谷直実はその霊を弔うために出家した。
当時の武者は、後ろからの矢を防ぐために 母衣(ほろ)を背負っていた。
母衣は 大きな風船のよう にふくらませた布のことです。
花(正確には唇弁)がその母衣にのように見えることからの名前だとか。
一説に、がっしりした方を熊谷直実に、優しげな姿の方を
平敦盛(たいらのあつもり)にあてたと。
花色がそれぞれ白、赤っぽいため源氏の白旗、平氏の赤旗に見立てた
ための命名ともいわれています。
正確にはわかりませんが、何となく・・・ですね

あつもりそうも本物見たいです。
勉強ついでに、
熊谷直実が出家して世をはかなむ詩の一節に、
「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり」
があり、織田信長が好んだ敦盛の舞。
ここからのお話と初めて知りました。
人間を「じんかん」と読むことも(-_-;)
今回は花からの話題でたっくさん勉強になりました。
Posted by おぅちゃん&ボス at 19:55│Comments(0)
│植物